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環境ECOワードを体験

　森林を訪れるとストレスが解消できたり、リラックスできるなどの森林浴の効果は以前からよく知られています。
　こうした森林浴の効果を、実験や研究等を通じて科学的に解明し、心と身体の健康に活かそうという試みが、「森林浴」から一歩進んだ「森林セラピー」です。
　2004年以降、林野庁・厚生労働省・各研究機関や大学・企業などが「森林セラピー研究会」を組織して研究を進めています。
　日本で行われている森林セラピーは、ドイツで120年以上の歴史があるとされる自然療法がモデルとなっており、さすが「環境先進国ドイツ」と言われる理由の一つがここにもあります。

　リラックス効果が医学の面から専門家に実証され、さらに、関連施設等の自然・社会条件が一定の水準で整備されている地域として、全国に24ヶ所の「森林セラピー基地」があります。
　ここではフィットネス等の「運動メニュー」、リフレッシュ目的の「癒しメニュー」、健康食指導等の「栄養メニュー」など多彩なメニューが用意されており、参加者が体力や好みに合わせてメニューを選んで組み合わせて、「心と身体の健康づくり(日帰りおよび宿泊型)」プログラムとして体験することができます。
　身近で森林セラピー基地として認定されている森林は、三重県津市、長野県上松町、飯山市、小谷村、木島平村、佐久市、信濃町、山丿内町等にあります。